キャップレスでコスト削減

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最近の銀行印は、印鑑本体と朱肉、それにケースがついているものがほとんどだと思います。今はそれが普通ですが、昔はこの印鑑本体に、さらにキャップがついていたことをご存知の方はいるでしょうか?

印鑑の押し印部分を保護するためにつけられていたキャップですが、最近ではほとんど見かけることはありません。キャップがあれば押し印部分が欠けるのを防ぐことができますし、印鑑を使った後インクをティッシュなどでふき取りますが、それでもぬぐい切れなかったインクを他の部位につかないようにすることもできます。
あれば便利だと思うのですが、今ではほとんど見かけることはありません。何故でしょう?

答えは、コスト削減のためです。
印鑑についているキャップですが、これをつけると、印鑑の値段が約2倍になってしまうんです。材料にもよりますが、天然素材のものですと、キャップ部分を抜き出すだけでもかなりのお金がかかってしまうのです。そうなると一本当たりの印鑑が高くなってしまい、買うのをためらってしまう額になってしまいます。

キャップ一個作るのにコストがかかりすぎて本体が高くなってしまえば、印鑑自体が買いにくくなってしまいますから、そう言った面でもキャップをつけない印鑑に移行していったのではないでしょうか。
キャップはあれば便利ですが、なくてもしっかりと手入れしていれば欠けたり汚れたりすることも避けられますから、そう言った面ではなくしてしまっても良いものだったのかもしれませんね。
古き良きを大切にしていくことも大事ですが、こうすることでコスト削減ができるのは良いことだと思います。

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